人気ブログランキング | 話題のタグを見る

OWL誌 7月号 発行

                    画像クリック ▼ 拡大します
OWL誌 7月号 発行_a0191004_1495064.gif

編集後記(四木 信)
 今月の松岡温彦「現代社会を見直すカギ」は、「公会堂の意味」です。大阪の中之島公会堂と東京の日比谷公会堂が、一篤志家の寄付によって建設された経緯を紹介しながら、「私」を「公」に転換する、自覚と行為と社会の仕組みについて述べておられます。そして未来の公会堂像を「西欧文化受容の拠点から市民社会の象徴へ」と書かれています。私閉人間の現代社会から公開人間の未来社会へと、これから舵を取っていきたいものです。
 今月から「松岡温彦と四木信の『仲間づくりと志事づくり』対談」を随時掲載していきます。今後は、ときにはゲストも交えて行う予定です。

 今月の「OWLの本棚」は、戸田智弘「お金を稼ぐ以外の働く理由は何か?」です。『[働く理由]=[お金]+[やりがい]・・・・・ 自分が自分であるためには、人間であるためには、働く必要がある。そして、お金以外の[働く理由]をはっきりつかみたいと思っている。・・・・・ 〈自分〉と〈世界〉をつなぐチカラを「仕事」は持っている。「仕事」を介して〈自分〉と〈世界〉がつながるということは、歴史や社会の中に自分の役割を見つけることだ。役割は責任感を生み出し、責任感は生きる意欲につながる。』と書かれています。〈自分-仕事-社会〉のつながりを自覚し、主体的に社会的責任感を持って生きたい、仕事をしたいものです。
 新刊紹介は坂本光司著『強く生きたいと願う君へ』、書籍紹介は、玉岡かおる著『自分道:自分をつらぬき歴史を作った女たち』と、平川克美著『経済成長という病:退化に生きる、我ら』です。いずれ機会を見つけてお話を伺いたい、と思っています。

 先月に続いて7月号発行が月末になってしまいました。お許しください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

OWL誌7月号購読、あるいは1年間定期購読をご希望の方は
メール:bzy12347@nifty.ne.jp 055.gif で、氏名・住所など送付先を明記の上
OWL仕事研究室へお申し込みください。

代金振込用紙を同封して、OWL誌をお送りいたします。

OWL誌7月号を購読:500円+送料80円=580円
OWL誌(月刊)を1年間定期購読:5000円/送料込

OWL仕事研究室 四木 信 e-mail:bzy12347@nifty.ne.jp
大阪府羽曳野市羽曳が丘西3-6-21 tel:080-5338-5046 fax:072-956-7484

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
# by owl-hiroba | 2012-07-31 14:11 | OWL誌

OWL誌 6月号 発行

                    画像クリック ▼ 拡大します
OWL誌 6月号 発行_a0191004_22364483.gif

編集後記(四木 信)
 今月の松岡温彦「現代社会を見直すカギ:仕事(就職)を考える前に」は「進路選択の運命」です。ご自身の学生時代を振り返りながら、進路選択の「運命」について語っていただいています。いま現在、職業・進路の選択を迷っている方に、特に若い方に、ぜひ読んで参考にしていただきたい。そして私もできれば、若い方が参考にしていただけるような進路選択の考え方を、これからまとめていきたいと思っています。

 「OWLの本棚」は泉谷閑示「未熟な0人称から超越的0人称へ」です。フロムの警鐘を受けとめ、私たちはいかにして、「世間主義的0人称」から成熟した「個人主義的1人称」へ、そして「利個人主義」に陥ることなく、成熟した「超越的0人称」へと自らを開いていくことが出来るのか、考えていきたいと思います。
 「新刊紹介」は岩田健太郎著『主体性は教えられるか』です。「日本社会全体が効率を最優先事項とし、それを国是として進んできた」「日本の教育者は教え子が主体的であるよりも、むしろそうでないことを望んでいるのではないか。そう感じられるふしすらある」「主体的に学ぶとは、自らが自分の意志で学ぶことである」と書かれています。主体的仕事人生(Original Working Life)づくりをテーマに掲げるOWL仕事研究会は、「主体性」について、よりいっそう研究を深めていきたいと思います。
 「書籍紹介」は、「日本の学問の課題」について書かれている、阿部謹也著『学問と「世間」』です。以上3冊は、テーマが関連しています。参考図書にして、研究会を開催したいと考えています。
 生き方、働き方を考える参考図書として、坂本光司著『日本でいちばん大切にしたい会社3』の中から、精神障がい者の方々と働く場との「つながり」をつくる、ラグーナ出版を紹介しています。私も一度、訪問見学させていただきたいと思っています。「社会のために役立つ仕事をしたい」と考える人が増えてきた現代社会を背景に、大島七々三著『社会起業家の教科書』を紹介しています。併せてご一読ください。

 6月号の発行が遅くなり月末になってしまいました。お許しください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

OWL誌6月号購読、あるいは1年間定期購読をご希望の方は
メール:bzy12347@nifty.ne.jp 055.gif で、氏名・住所など送付先を明記の上
OWL仕事研究室へお申し込みください。

代金振込用紙を同封して、OWL誌をお送りいたします。

OWL誌6月号を購読:500円+送料80円=580円
OWL誌(月刊)を1年間定期購読:5000円/送料込

OWL仕事研究室 四木 信 e-mail:bzy12347@nifty.ne.jp
大阪府羽曳野市羽曳が丘西3-6-21 tel:080-5338-5046 fax:072-956-7484

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
# by owl-hiroba | 2012-06-29 22:39 | OWL誌

リゾートオフィスという考え方 松岡温彦

リゾートオフィスという考え方 松岡温彦_a0191004_1037365.jpg

6月5日の仕事研究会の前に六甲に行っていたというお話しをしました。

私の研究テーマの「テレワーク」、つまり会社に通って働くのではなく、自分の最も働きやすい場所、場合によってはどうしても会社に通勤できない事情があっても働ける場所で働くことが出来る勤務形態、仕事形態の研究です。

そこで働く場所として、自宅、或いは近くのカフェ、職住近接のサテライトオフィス、そして自然環境に恵まれたリゾート地で働く、リゾートオフィスなどがあります。

私たちは六甲山ほどリゾートオフィスの適したところは日本中にないと考えてきました。今回、10年以上掛けて構想を練ってきましたが、ようやく適当な物件を見つけることができました。

ここではデスクワークは勿論ですが、テレビ会議やさまざまな仕事をインターネットなどを活用して自由に行うことが出来るようになっています。

また、リゾートオフィスの大切な機能は地域との活動です。六甲の場合はなんといっても自然環境の保全がメインのテーマになりますが、他にも音楽などの芸術活動などをコミュニティを活かして進めていく拠点になることです。

リゾートオフィスという考え方 松岡温彦_a0191004_10175473.jpg

リゾートオフィスという考え方 松岡温彦_a0191004_1018366.jpg

# by owl-hiroba | 2012-06-07 10:34 | OWL仕事研究会

OWL仕事研究会 第161回 開催案内

                    画像クリック ▼ 拡大します
OWL仕事研究会 第161回 開催案内_a0191004_17492218.gif

OWL仕事研究会 第161回  開催案内 印刷用【PDF】
日 時 2012年6月5日(火) 18:00-20:30
会 場 大阪市中央公会堂 第7会議室 /2階
テーマ 人間の仕事とは何か? を根源的に考える②
    参考図書:ハンナ・アレント著『人間の条件』(ちくま学芸文庫1994年)
対 談 松岡温彦 + 四木 信
参加費 OWL会員:無料、一般:1000円(含・資料/OWL誌)

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

参加希望者は、前日までに
メール:bzy12347@nifty.ne.jp 055.gif で、氏名を明記の上
OWL仕事研究室へお申し込みください。


OWL仕事研究室 四木 信
tel:080-5338-5046 e-mail:bzy12347@nifty.ne.jp
# by owl-hiroba | 2012-05-31 17:43 | OWL仕事研究会

OWL誌 5月号 発行

                    画像クリック ▼ 拡大します
OWL誌 5月号 発行_a0191004_17394840.gif

編集後記(四木 信)
 今月の松岡温彦「現代社会を見直すカギ」は、「社会でのポジションを見据える」です。その中に、「趣味とは面白いことをやること、とすれば面白いことをやる仕事は趣味でもある。」「社会のポジションは、既存のものである必要もない。自分でそのポジションを社会に創造することも出来る。」とあります。私も心に銘記したいと思います。
 今月の「OWLの本棚」は、泉谷閑示「自己本位と則天去私」です。この夏目漱石の二つの言葉をキーワードにして、人間の心のより良き成長と深化を考えていきたいものです。
 書籍紹介は、戸田智弘著『続・働く理由:99の至言に学ぶジンセイ論』です。「ほとんどの人は、お金以外の[働く理由]をはっきりつかみたいと思っている。だけどそれをつかむのは簡単ではない。」「これは個人に限った話ではない。会社も[働く理由]が分からなくなっている。会社の[働く理由]とは会社の存在理由である。」「本書のねらいは、働くことを、[やりがい]という視点から整理することにある。」と書かれています。私も、OWL誌読者の皆さんと一緒に考えていきたい、できれば著者の戸田様とも一緒に考えていきたい、と願っています。

 5月のOWL仕事研究会は、話題提供:狩俣正雄「障害者雇用とスピリチュアル経営」+対談「人間の障害とは何か?を根源的に考える」+参加者全員で意見交換、の内容で開催します。私は、障害・運命と向き合う態度を、業の思想・人生の主体意識の立場から考えたいと思っています。
 6月は、「人間の仕事とは何か?を根源的に考える②」をテーマに、対談と参加者全員で意見交流、を予定しています。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

OWL誌5月号購読、あるいは1年間定期購読をご希望の方は
メール:bzy12347@nifty.ne.jp 055.gif で、氏名・住所など送付先を明記の上
OWL仕事研究室へお申し込みください。

代金振込用紙を同封して、OWL誌をお送りいたします。

OWL誌5月号を購読:500円+送料80円=580円
OWL誌(月刊)を1年間定期購読:5000円/送料込

OWL仕事研究室 四木 信 e-mail:bzy12347@nifty.ne.jp
大阪府羽曳野市羽曳が丘西3-6-21 tel:080-5338-5046 fax:072-956-7484

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
# by owl-hiroba | 2012-05-15 17:30 | OWL誌